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えびすさんのしめ縄作り

神明神社石神さんです。

今年、当神社では初めてとなるえびすさん用しめ縄作りが始まりました。
相差老人会の方たちが神社に集まり、作業に励まれました。

しめ縄は今でこそお店で購入するようになった家庭も多いですが、ひと昔前の相差地区では手作りしている家も多かったのだとか。
相差地区の氏子宅には、神棚が二つあることが多く、恵比寿さん専用の神棚が設置されており、正月期間の間恵比寿さん神棚に三本足のしめ縄を飾ります。今年は相差老人会の女性たちが中心となり、相差町氏子宅およそ310件にえびすさんしめ縄を配ることになりました。

朝一から神社に来られた氏子さんたちはまず、宮司による祈祷を受け、しめ縄の材料である藁をお祓いした後作業に入りました。

祈祷・お祓いが終わりますと、藁についている葉などを落としつつ束にしていき、一通り束になったものを海に沈め浄めます。
その後海から上がった藁はしっかりと乾かされ、しめ縄の形に編まれていくのです。
作業初日の10月14日は80代以上の女性たちが8名集まり、藁を束にし海に漬ける作業までを行いました。
300件分以上のしめ縄を作ることから、今後も数日にわたり神社内で作業が行われます。

 

参拝の際に作業の様子を拝見することがありましたら、温かく見守っていただけると幸いです。

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