神明神社御本殿 天照大神をはじめとした二十六柱を祀るご本殿は、平成二十六年に五十五年ぶりのご造営が行われ、優雅で美しい社殿へと建て替えられました。 正面には日本で二番目に大きいとされる巨大なおみくじが設置されています。
通称「石神さん」 ご祭神は海の神の娘で神武天皇の母である「玉依姫命」。「女性の願いを一つ叶えてくれる」と評判の神様です。近年では全国各地から女性たちがこぞって参拝に訪れます。
朝福寺(薬師堂) 十一面観音像 平安時代後期の作。約800年前の作と言われ、ご利益は無病息災。 薬師如来立像 平安時代後期の作風を残すと言われ、ご利益は病気平癒。 神社の中にあるお寺は日本全国でも大変珍しいものになります。夏期には夏休み中の小学生たちが集う「宮塾」が開催され、勉学の他、掃除・礼儀作法を教えています。
三吉稲荷大明神 京都の伏見稲荷大社より歓請された社で、御祭神は倉稲魂命です。農業・漁業や商売繁盛にご利益があり、また、何重にも重なる紅い鳥居が特徴的な大変美しい社です。
長寿の館 神明神社西側山腹中央林内に自生、往古より神木として祀られていました。が、いつしか老朽化により枯れ、明治四十五年頃、何者かに切断され原型を失います。 「諸国誌草稿」によれば、長さ約6.7m、周り約14.7m、直径3.6mと記されており、八畳敷きの大きさであることがうかがえます。現代まで幾星霜を重ねた楠木を里人が長寿の守りとして長く保存する為、「長寿の館」と名付け覆屋社を建てました。
ご神木 山もがし 推定樹齢約300年といわれる大木は、神明神社の広場奥に大きく枝を広げています。